ドングリランドのドングリで苗木を作りたい(10月21日ドングリランドの森づくり)


ドングリ拾いシーズン到来!今年は豊作の「当たり年」のようで、ドングリランドには連日、遠足やドングリ拾いのお客様でいっぱいです。そこで10月21日(土)の森づくりは、新鮮なドングリを苗木にするための「竹ポット作り」を行いました。ドングリランドのドングリで苗木を作り、植樹をし、ドングリの木を育てたい。そのような思いで竹ポットを作りました。

■まずはドングリ拾いから

竹ポットに入れるドングリ拾いからスタート。実は森の中までいかずとも、ビジターセンター周辺でもドングリは拾えます。



クヌギ・アベマキ・アラカシ・ナラガシワ・・・、ビジターセンター周辺にもドングリの木はたくさんあります。というわけで、本日は、奥戸(おくど)さんの近くでドングリ拾い。あっという間にドングリが集まりました。

■竹ポット作り

続いて、「竹ポット」作り。まずは節(お皿の向き)をよく確認。確認できたらノコギリで竹を切っていきます。用意したのは大きな孟宗竹(モウソウチク)。径も大きく太いので切るのは大変です。休憩しながら、少しずつ切っていきましょう!!



土を入れる底(節)ドリルで穴を開けたら、竹ポットに森の土(腐葉土)を入れて、お気に入りのドングリを植えていきます。さて、ドングリはどの向きにおこうかな?



ドングリは「とんがり部分」から根が出て、芽が出ます。だから横向きにおくのが正解。竹の大きさと、ドングリの大きさを見ながらドングリを選んでいきましょう。
竹ポットは、「子どもの広場」に並べて、山に育ててもらいましょう!!



■本日は焼き芋日和

前日に雨が降ったおかげで、ぐっと涼しくなりました。ということで、本日は焚火で焼き芋をしますよ。焼き芋が待ちきれない!!そこで、焼き芋が焼けるまで、「竹パン」を焼くことに。火から離して、じっくり焼いていこう!!



ちなみに、焚火でよ~~~くよ~~~く焼けたドングリを食べるとこうなります(笑)



焚火を見てホッコリした気持ちになりながら竹パンと焼き芋を食べて、楽しい「ドングリランドの森づくり」は終了しました。



■最後に

自宅で育てたい方は、竹ポットをいくつか持ち帰っていただきました。「竹ポット」の苗木が植樹できるくらいに育つのは2~3年後。数年後の「森づくり」で植樹しましょう。
さて、ドングリランドでは、「植える」「育てる」「伐る」「使う」を体験できる森林公園を目指しています。次回の「森づくり」は1月13日(土)の予定。ドングリの木を使い、「シイタケの原木作り(コマ打ち)」を行う予定です。皆様のご参加おまちしています!!
また、竹ポット用の孟宗竹の伐採、焚火用の薪作り、竹ポットのドリル開け、焼き芋・竹パン作りに協力してくださったボランティアの皆様、ありがとうございました。
以上