竹林を元気にしたい(6月10日ドングリランドの森づくり)


2月の「ドングリランドの森づくり」で、枯竹を整備した中竹林。そこで6月10日(土)の「ドングリランドの森づくり」では、中竹林が元気になるよう、整備の2回目を実施。また、後半は5月6日(土)に「採って食べよう穂先タケノコ」で塩漬けにした穂先タケノコの引き上げも実施。高松市の天気は晴れ(雨の日の境目。雨男、雨女の皆様、ご参加ありがとうございました!!)それでは行ってみよう!!

■雑木整備班、竹整備班、沢整備班に分かれて作戦実行!



今回作業する中竹林までは徒歩で移動。そこで、参加者22名の皆さんは到着しだい、ヘルメット/ノコギリ/剪定ばさみを装着。(ノコギリ/剪定ばさみは大人のみ)。それでは、「雑木整備班」「竹整備班」「沢整備班」のリーダーであるボランティアの方々と一緒に、中竹林へ出発!!!
※中竹林までの道は、ドングリアウルスの皆さんが事前に草刈りをしてくださいました。ありがとうございました。

■沢のほとりは空き瓶、空き缶で一杯



中竹林の入口を流れる沢。水もキレイで、野鳥の囀り(さえずり)が響きます。沢沿いに、空瓶や空缶が散乱。そこで、沢整備班は、土嚢袋(どのうぶくろ)と金バサミを片手に、空瓶・空缶を入れていきます・・・・・入れていきます・・・入れてきます・・・入れていきます・・・入れていきます・・・入れてきます・・・入れていきます。1時間ほどの作業で、土嚢袋が4つは満タン。いやはや、本当にお疲れ様でした。

■雑木を切って、竹林に栄養を



「そこのアオキ、ビワの木は切って!」ボランティアリーダーの指示を元に、参加者で手分けして切っていきます。今回は、中竹林の竹を元気にするのが目的。竹の足元から雑木が沢山、出てきているので切っていきます。斜面の雑木にも果敢にチャレンジ。数少ないタケノコは、大事に愛でながら、作業を進めましょう!!



■伐採した竹は、玉切りして枝も落として



先月に、中竹林内で倒木があり、木になぎ倒された竹が多数。ドングリアルスの皆様に、事前に切り倒してもらったので、本日は参加者の皆さんと続きの作業を実施。2メートルほどにノコギリで切り、枝も切っていきます。言葉でいうと簡単ですが、ノコギリを使い慣れない子供達にとっては、貴重な貴重な体験。ボランティアスタッフの説明の後は、お父さん・お母さんと一緒に慎重に切っていきます。すると、イベントアンケートでこんな声が。



アンケートの声が右肩上がりで、楽しかった様子が伝わってきます。お父さん・お母さんと一緒に、道具を使うのはドキドキもありますが、楽しい作業だったようです。(来月もご参加おまちしています!!)

■穂先タケノコはしょっぱい!!



後半は、「塩漬けした穂先タケノコの引き上げ」を実施。先月穂先タケノコを塩漬けした模様、1か月経過したこと、これから引き上げすること紹介。それでは、塩漬けした樽(たる)をご開帳!!中には“漬物用ビニール”に入ったタケノコらしき物体がギッシリ。職員が「味見したい?」と聞くと、子供達から多数の手が!!竹林整備の作業で汗をかいた体には、穂先タケノコの塩分が必要だったようです。(塩っ辛いことを知っている大人は見向きもせずwww)
※穂先タケノコの塩漬け、引き上げをお手伝いいただいた、どんぐりリリーズ他ボランティアの皆様、ご協力ありがとうございました。

■最後に

親御様から、アンケートでこのような声を頂戴しました。



ノコギリを使った竹林の整備、大きな樽に漬かった穂先タケノコ、どちらも非日常の体験かもしれませんね。しかし、どちらにも共通しているのは、
・森林、竹林の貴重な恵みを大事に使う(いただく)
・森林、竹林が元気になるよう、私たち一人一人が手入れをする(学ぶ)
「ドングリランドの森づくり」では、親子で森林や竹林が元気になるような体験をしていきます。次回は、7月8日(土)「草刈り」を予定しています。
本当は「5月に植樹した場所の下草刈り」をしたいのですが、まだ下草が少ない状況。そこで、現在は「水辺の広場の草刈り」を予定しています。ノコギリ鎌や剪定バサミなど、子供が草刈り体験するには、どんな道具で?どんな風にすれば?を検討中です。暑い季節になるので、休憩時間を多めに取りながらの作業を予定しています。
参加希望の方はドングリランドまでお早めにご連絡ください。
以上