頭側の人がリーダー、足の方に運んで(6月18日救急法講習会)


6月18日(日)10時~12時で「救急法講習会」を開催しました。日本赤十字社香川県支部の方を講師にお招きし、野外で事故が発生した際の応急措置や搬送方法を学びました。天気は晴天。暑い中、参加してくださったのは12名の皆様。それでは講習会の様子をご紹介します。

■脳を助けるために胸部圧迫を

「今、目の前で人が倒れたらどうしますか?」前半は、屋内で心肺蘇生についてです。皆さんもご存じの通り、呼吸が止まった状態(脳に血液が行かない状態)が数分続くと生命にかかわります。このような場合は、救急車が来るまで、胸部圧迫を続けるのが重要。「脳を助けるために胸部圧迫を続けてください」講師は力説します。「1,2,3で交代します。1,2,3!!」掛け声をかけながら、参加者の皆さんが交代で胸部圧迫を体験。子供の場合は片手?じゃ、小学1年生は?どこを押せばいい?心臓どこ?右手?左手?参加者からは色々な疑問(不安ですね)が出ました。講師の方は、手本を見せながらアドバイスしてくださるのも勉強になります。



続けてAEDの使い方も練習(ドングリランドにもAEDがあります)。時間の関係上、全員とはいきませんでしたが、AEDの使い方を一通り練習しました。一方で、講師からはこんな一言も。「命をつなぐためには、(AEDを探すより)胸部圧迫を皆でして欲しい」「皆さん、圧迫が弱い」「恐れず、5センチ胸部圧迫して欲しい」街中で、知らない人が倒れた時、傍観者にならず、手を差し伸べられる立場でいたい、そう感じました。

■カットバン/三角巾は便利



絆創膏、カットバン、呼び方は色々ですが、救急箱に必ず入っている、便利なアイテム。でも、指の股、指先、間接の外側、場所によっては、すぐにはがれてしまいます。ここで講師がハサミを使った便利な貼り方をご紹介(写真、分かりますか?)。また、三角巾の使い方も練習しました。折りたたむことで幅を調整して「包帯」になる便利なアイテムですね。三角巾を腰に巻いて、後半戦は屋外へ行きましょう!!!!

■骨折した箇所を固定すれば痛みは大分減る

屋外での講習は、骨折時の応急処置からスタート。講師から「前腕を骨折しました。皆さん固定するものを探してきてください」。さ、固定できる物を探しましょう!!!



森の中には、木の枝は沢山ありますが、何が応急処置にはよいのでしょうか。講師は、細い枝2本をタオルで巻き、腕に当ててくれました。
・面(枝2本をタオルで包んで)を作って当てること
・前後に挟むか、外側にあてること
・固定すれば、痛みはグッと減ること
・首から吊る/胴体に固定すれば、さらに痛みが減ること
を説明してくれました。あとは山を下りて、医者に診せればオッケーです。

■頭側の人がリーダー、足の方に運んで

続いて、シートを使った搬出を練習。胸部圧迫の練習で使った子供の人形で搬出を練習しました。



シートをぐるぐると巻いて、簡易担架を作ります。これなら、子どもを搬出できそうです。ここで講師から「頭側の人、リーダーになって」ん?どういうことでしょうか???
・頭に近い人がリーダーになって、患者(子供)の顔色を見ること
・持ち上げるときの掛け声はリーダーが
・まずは、膝の高さに持ち上げて、シートの強度を確認
・他の人は足の方向に向かって、協力して搬出開始
なるほど、なるほど。これなら皆で協力して搬出できそうです。続いて、担架を使って実際に人形を運んでタイムアップ。今回の救急法講習会は終了しました。

■最後に

年に一度の救急法講習会。参加者からは
「たんかの重み、動きにくさを実感した」
「初めてたんかを運んだ」
「外での実践練習が良かった」
といった声をいただきました。折角の森林公園での救急法講習会ですから、これからもフィールドを使った講習会を企画していきます!!参加してくださった皆様だけでなく、私達職員も勉強になりました。日本赤十字社香川県支部の講師の皆様、手本を見せながらの講習、ありがとうございました。
以上