がんばれドングリの木!他の木や竹に負けないように(7月8日ドングリランドの森づくり)


5月に40本の苗木を植樹してから2か月。7月8日(土)の「ドングリランドの森づくり」では、補植と下草刈りを行いました。天気は晴れ(晴男・晴女が参加してくださったのか、雨男・雨女のご都合が悪かったのか・・・)それではいってみましょう!!

■植樹した場所は、2か月でこんな状況に

今月の参加者は4名と少数精鋭!(「下草刈り」は内容が地味だったか・・・。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました(涙))まずは、北竹林まで徒歩で移動。到着したところで、ノコギリや剪定バサミを装着。山グワなどの道具は手分けして運びました。すると植樹した場所は2か月でこんな状況に。



上段:5月13日の状況、下段:7月8日(作業前)の状況



■どこまでが葉っぱ1枚?

まずは、2か月で生えてきた植物を観察。1つ目はヤマウルシ。茎の部分が赤いのが特徴。白い樹液に触ると皮膚がかぶれてしまいます。そこで、触らない(刈らない)で観察するだけにしました。つぎは、南天(ナンテン)。「難を転ずる」という由来から縁起のよい木といわれています。さて、「どこまでが葉っぱ1枚だと思う?」



「コレとコレ」。そう、小さな一つ一つが葉っぱに見えます。ところが、南天は枝のように見える部分(1振り)で1枚の葉っぱ。「落葉するときに茎や枝からはがれる部分」が1枚なのです。「沢山の葉っぱに見えるけど、1枚の葉っぱ」(これを複葉といいます)なのは、シダが有名ですね。植物観察はここまでにして、補植(枯れた苗木の交換)から始めましょう!

■まずは補植(ほしょく)から

5月に植樹した40本のドングリの苗木を観察。背が伸び、青々とした葉が増えている苗木、あまり背が変わらない苗木。生育状況はいろいろですね。残念ながら、葉が枯れてしまった苗木を3本発見しました。そこで、枯れた苗木を掘り起こし、脇に植えておいた苗木と交換(補植)しました。



斜面に足元をしっかり固定し、山グワを使って、枯れた苗木を掘り起こしていきます。山グワは重いため、お父さん・お母さんの出番。数10センチ掘ると、小さな苗木がポロっと出てきました。苗木の背丈が伸びておらず、根も伸びてないですね。植樹した時期が遅かったから?踏み固めが弱かったから?理由はさまざま。古い苗木を取り出して、そこに新しい苗木を植えていきます。ここからは子供にバトンタッチ。新しい苗木を穴に入れて、土を被(かぶ)せたあとは踏み固め。「よっしゃ、今の100倍の力で踏んでみようか!」根と土に隙間ができないよう、足でしっかり踏み固めていきます。補植した苗木に愛着が湧いたのか、苗木に名前を付ける子供たち。しかも、なぜか政治家の名前。じゃ、君たちは秘書官か官房長官ですな。

■下草刈り

つづいては、下草を刈っていきます。ここで子供たちに質問を。「ドングリの苗木が大きくなるには何が必要かな?」



「水!」「土!」「空気!」「ミミズ!」・・・。ん、ミミズ?まぁ確かに。落ち葉を食べ、土を耕すという大事な役割があります。そこで、苗木のまわりを観察。すると、2か月で苗木より背が高くなった竹や笹(竹は5メートルくらいに!!)。このままでは、日光が当たらず、水分も奪われてしまいます。そこで、ドングリの苗木が元気に育つように、竹や草を刈っていくことにしました。下草刈りに用意したのは、ノコギリ・ノコギリ鎌・剪定バサミなど。竹や太い笹はノコギリで。細い笹や雑草はノコギリ鎌で。振り回すと危ないノコギリ鎌は、スタッフが使い方を教えます。しばらくすると、使い方にも慣れてきました。途中休憩を取りながら、補植と下草刈りを終えることができました。

■最後に

定期的に下草刈りを行っても、ドングリの木が大人の背丈になるのは数年後。さらに間引きを行って、大きなドングリの木になるのは10年~20年後。そうです、ドングリの木は少しずつ大きくなり、「森づくり」に参加してくれている子供たちが大人になったころ、ようやく大きな木になります。ドングリランドでは、自然観察や木や竹を使う(クラフト)だけではなく、木や竹を増やすための活動も、親子で体験できる場を目指しています。皆様がやってみたいことや興味のあることを、ぜひ、スタッフにお聞かせくださいね。次回の「ドングリランドの森づくり」は9月9日(土)。3月に植菌したシイタケのホダ木を本伏せしていきます。8月はお休みなのでお忘れなく。(その分、夏休み企画を実施します!!)お楽しみに。
以上