20周年記念どんぐり4コマ小劇場「下もむいてあるこう!」の販売開始について


特定非営利活動法人 どんぐりネットワークは「どんぐり」「里山」「子ども」をキーワードに、自然体験の場の提供や環境学習に取り組み、2019年8月24日に設立20周年を迎える事が出来ました。

社会の抱える様々な問題に対し、これまでの活動を振り返りつつ、更なる10年を見据え、私たちどんぐりネットワークだからこそ出来る事、私たちにしか出来ない事として、当会会報誌「自然の中へ」に13年間書き溜められた、どんぐり山のどん吉くんや森の生き物たちの日々を愉快に描いたどんぐり4コマ小劇場とその中にそっと込めた想いを一冊の本「下もむいてあるこう!」にまとめさせて頂きました。


作:おおたきれいこ 
発行:特定非営利活動法人どんぐりネットワーク
本の形態 A5変形判(たて190mm×よこ148mm)80ページ(うちカラー32ページ)
定価:1,000円(税込)

【どんぐり小劇場で描かれている世界について】
小学生が遠足に訪れるような低い山ながら、時にはクマも出没するどんぐり山を舞台に、そこで暮らすいたずら好きで、ちょっとものぐさ、そしてお気楽などんぐりのどん吉くん、子どもたちを立派などんぐりに育てようと奮闘している古いタイプのおじいちゃんどんぐり、そしてさまざまなどんぐり達や森の生き物のキャラクターたち。どんぐり山には、常に食料としてのどんぐりを狙っている、どんぐりにとっては一番こわい存在のクマや、どんぐりを食べようといつも狙っているけれど、お人よしの所もあるリスなども住んでいます。どんぐり山のどんぐりたちは、クマやリスを恐れながらも、ゴロゴロしながら仲間たちと適当に楽しい毎日を送っています。

自然を愛する大滝玲子さんが描くどんぐりのキャラクターは、どれもどこかほんわかとしていて、知らないうちに大人も子どもも絵本の世界に引き込まれてしまいます。
今回、会報誌に寄稿頂いた作品の中から約140タイトルを選出し、シーンごとにまとめ直し、再編集した作品を掲載しています。

こちらの本の販売を開始いたします。

本の購入を希望される方は、ドングリランドビジターセンター若しくは専用申込フォーム 、ファックス087-840-4073(お名前、ご住所、ご連絡先電話番号、代金のお支払方法(ゆうちょ銀行・114銀行)、入金予定日を明記)にてお申込み頂けます。

郵送の場合、送料250円(2冊以上購入の場合はお問合せ下さい)が必要です。


【作者のおおたきれいこさんについて】
1951 年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学卒業。東京都武蔵野市『地域子ども館・あそべえ」元館長。どんぐり遊びの達人。子どもといっしょにおもしろいことをするのが大好き。悩みはあるけど悩まない、ストレスあるけどため込まない。今日もどんぐり遊びのアイディアを考え中。どんぐりネットワーク正会員

【主な作品】
ドングリランド(どんぐり銀行払い戻しグッズ)
ひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノート(文化出版局・1995年)
まるごとどんぐり(草土文化・1998年)
親子で野となれ山となれー子どもとあるく12か月( けやき出版・2000年)
まるごとどんぐりスペシャル(かもがわ出版・2010年)
どこでもどんぐり(かもがわ出版・2015年)
どんぐりクリスマス( かもがわ出版・2018年)

本をきっかけとして、どんぐりやその木が生える里山の森に興味を持ち、本物の自然に触れ、季節・場所・時間ごとに異なる自然の奥深さを楽しむきっかけとなれれば幸いです。

尚、こちらの書籍は、クラウドファンディングにてご支援を頂いた支援金を活用し、香川県下の全公立小中学校および図書館に寄贈させて頂いております。