竹ひごで「モビール作り」にチャレンジ(12月17日)


12月17日(土)に開催した、竹細工教室「竹のモビール作り」をレポートします。材料は、「幅4ミリ×長さ40センチ×厚さ0.3ミリ」の薄~い竹が5本!前日に水に浸しておいた”竹ひご”を曲げて「馬」の形にしていきます。繊細な作業になるため、大人限定で募集を行い、9名の方が参加されました。



講師によるデモンストレーション

参加された方は、(竹細工)初めての方が大半。手順書を見みても、作るイメージが沸きません。ましてや、材料は竹。失敗したら「バキッ」でなるんじゃ。。。そこで、はじめに講師のデモンストレーションを全員で見学します。「今の右?左?」「どの位の長さ取ればいいの?」どんどん質問が飛び、手順書にメモメモ。(皆さん真面目やなぁ)



いつのまにやら、話題は「竹ひごの作り方」に変わりました。「厚さ0.3~0.4ミリ」まで、竹を割っていく作業を聞いて、皆さん関心しきりです。講師の方には、今回の竹細工教室のために、200本以上の「竹ひご」を準備いただきました。本当にありがとうございました!!説明をしながらでも、講師の手は止まらず、「馬」の形になりました。(参加者からは「コレ無理」の雰囲気が。。。)

荷造り紐(ビニール)で練習

そこで、4ミリに割いた「PPバンド(荷造り用のビニール紐)」を使って練習していきます。これなら、何度も折り曲げることができます。最初は、5本のビニール紐を組み合わせるのに悪戦苦闘ですが、コツがつかめてくると、どんどん組みあがっていきます。



いよいよ「竹ひご」!!

ビニール紐で「馬」の形にできた方から、いよいよ「竹ひご」にチャレンジ。一晩水に浸けておいたので、意外と柔らかい「竹ひご」。これを、さらに水で濡らしながら折り曲げていきます。手順書を見て、サンプルを見て、指(爪)で位置を決めて、そっと「竹ひご」を折り曲げていきます。隙間が空かないように、キチキチに編んでいくのは難しいですね。(サポートするスタッフもドキドキします)



モビールに組み立て

講師が事前に作ってくれた「馬2頭」と、自分で作った「馬1頭」を使って、モビールを組み立てていきます。糸で結んでバランスを取りながら「位置」を調整します。ただ、「位置」を最終的に決めるのは家に帰ってから!!「水に濡れたモビール」が乾くとバランスが変わるからです。(ご自宅で、ボンドで固定してくださいね)


最後に

香川県の「ぽっこり山」の多くは、里山と呼ばれる「人里に隣接した」「人が手を入れる」森林です。そして近年、里山で起きている主な課題は「後継者不足」「ナラ枯れ」「竹林整備」です。香川県の里山を構成する「ドングリの木」と「竹」」を上手に使うことを、一緒に考えてみませんか。
ドングリランドでは、年明け1月に「竹林整備体験講座」「ナラ枯れ学習講座」「里山広葉樹整備体験講座」を実施予定です。ぜひ、参加を検討ください!!!


以上