「むしむし探検隊(標本作り)」を実施しました

7月24日に開催された「むしむし探検隊(標本作り)」についてレポートします。毎回定員を超える人気のイベントで今回は総勢14名の親子が参加しました。




【はじまりの会】
10時集合と朝早い時間にも関わらず、当日はイベントを心待ちにしていた親子が時間通りに集合しました。
挨拶、スタッフ紹介に始まり昆虫採集の方法や注意事項について、安全第一である点について確認しました。



いよいよ待ちに待った昆虫採集に出発です!
最初の場所はビジターセンター隣の草地広場です。草地広場は昆虫たちの楽園です。カブトムシやクワガタムシが好きなクヌギの木や、タマムシが好きなエノキの木があり期待も高まります。



みんな夢中になって昆虫たちを探して採集します。綺麗な色のチョウやトンボ、カミキリムシ、なんとクモやアリまで!
途中からは子供たち以上にパパやママたちが必死になっていました。




場所を代えて青池へ移動します。

道中、道路の側溝で一休みしているマムシと遭遇しましたが、おとなしい性格の為人間から近づかなければ大丈夫です。




青池ではトンボを中心にバッタやチョウ等を採集しました。
残念ながらカブトムシやクワガタムシは活動する時間帯ではなかったため、採集できなかったものの、タマムシは3匹採集することができました!

【標本作り】
みんなで一緒にお昼ごはんをおいしくいただいた後は標本作りの開始です。
先ずは採集した昆虫を展脚版(てんきゃくばん)と呼ばれる標本の形を整えて乾燥させる板の上に置いて針を通します。その後ピンセット等を使って足等の形を整えながらマチ針で標本を固めていきます。




チョウやトンボは展翅板(てんしばん)という板に、翅の形を整えて、専用の展翅テープなどで押さえて乾燥させます。
自分たちで採集した大切な昆虫です。みんなとても楽しそうに標本作りに集中しています。

【最後に】
今回の「むしむし探検隊(標本作り)」は1回目で、採集と標本準備まで完了しました。次回は1週間後、いよいよ標本仕上げに入っていきます。参加された皆さんは次回を楽しみに元気よく帰路につきました。

1週間後の「標本仕上げ」については、コチラを参照ください!!