雨の森はなにがある?(2月25日ほっこり森さんぽ)


昨年好評だった、冬の森さんぽと焚火をのんびり楽しむ「ほっこり森さんぽ」。しかし、今年はあいにくの雨模様・・・。しかし、毎日変わる降水確率と延期日(3月10日=春休み)を踏まえ、悩んだのですが雨天決行することにしました!!!!

■雨の森の景色は一味違う!?

本日、参加いただいたのは6名の皆様。雨合羽を着て、バケツと移植ゴテを持って、雨の森に出発!テーマは「雨に濡れていない場所さがし」です。雨の日は、森の景色がいつもと違うようですよ。



木の根元に穴があり、ここは雨に濡れてないようです。「ここにカタツムリがいる!!」よく見ると、カタツムリが休んでいますね。木の幹を見ると、雨に濡れていない箇所があるようです。「なんで濡れていないかわかるかな?」近づいてみると、どうやら木に生えている毛が雨を浮かせているようです。つづいて、木の枝についているスライムのようなブヨブヨ。「これはキクラゲの仲間です。」雨の日は、キノコが元気なようですね。天気予報に反して、小雨になる気配がない様子。寒くなってきたので、シイタケ狩りをして、雨の森さんぽを早めに切り上げることにしました。

■焚き付けをしよう

ビジターセンターに戻り、キクラゲを顕微鏡で見て、温かいモノを飲んで一休み。それでは、焚火で温まりましょうか。本日は、屋根の下で焚火しましょう。火をつけるには、何を?どんな順番で?どのくらい入れるといいかな?



火が付く物を、思い思いに七輪に入れて準備オッケー。「いっせーのーせ!!」マッチを使って、焚き付けにチャレンジ。しかし、マッチも湿気(しけ)って、なかなか火が付きませんね。「まだウチワであおがないで!!!」「杉の枯葉を追加して!!!」「少し、枯れ枝を減らしてみようか」空気と熱と燃える物を調整して、もう一度チャレンジ。しばらくすると煙がモクモク・・・。無事に焚き付けに成功しました。



ドングリランド産のシイタケやお団子を焚火で焼いて、食体験スタート。参加者の皆さんが用意した物も、順番に焼いてみよう。焼き餅屋さん、焼き芋屋さん、焼きマシュマロ屋さん・・・おっと、焼き鳥屋さんや焼きホタテ屋さんもオープンしたようです。焚火を囲んでお話して、楽しいほっこり森さんぽは終了しました

■最後に

参加者のアンケートをご紹介します。あいにくの天候だったこともあり、参加者は少なめとなりましたが、そのぶん、森歩きをしながら、参加者同士でお話をすることができたようです。



やはり、焚火は楽しいですね。ご自宅周辺では焚火ができる場所も少ない現在。枯れ枝や伐採した木(薪)を使った焚火も、「森の恵みの利用」の一つといえます。ドングリランドでは、里山を舞台に、森の資源を循環利用できるプログラムやイベントを企画・運営しています。また、「焚火お楽しみプログラム(奥戸さん(釜)を使って焚火できるプログラム。人数によらず、1000円~1500円の定額で利用できます)」をモニターとして募集しています。ご興味のある方は、お問合せ・ご相談お待ちしております。
以上