ポトフ食べたい!餅焼きたい!モルックもしたい(3月2日焚火お楽しみパック)


「焚火楽しい」「焚火でご飯作りたい」皆様から、よくいただく声の一つです。一方で、「炭と着火剤でBBQはしたことあるけど、薪で焚火したことない」という不安もあるようです。そこで、ドングリランドで「焚火お楽しみパック」を始めました。3月2日(土)に、焚火お楽しみパックをご利用いただいた様子をレポートします。

■焚火お楽しみパックとは?

ドングリランドが、奥戸さん+薪+調理器具をご用意します。そして、参加者の皆さまが食材と飲料水を持参すれば、薪で火を起こして焚火ご飯を楽しむことができます。費用は利用人数によらず1,000円です。(奥戸さん1基、薪1束、調理器具)



「焚火お楽しみパック」は、次年度に向けたモニター企画です。利用後はアンケートにご協力いただきます。
※奥戸さんを2基使う場合、薪を追加する場合は、それぞれプラス500円です。

■ポトフを作りたい!お餅も焼きたい!ご飯も炊きたい!

今回、ご利用いただいたのは4名の皆様。「ポトフを作りたい」「お餅も焼きたい」「ご飯も炊きたい」とのことで、まずは調理器具を選ぶところから。たくさんの羽釜や鍋を見て、おぉぉぉぉと歓声いただきました。悩んだ末に、羽釜でポトフを作り、網の上でお餅を焼くことにしました。羽釜や七輪を持って、好きな薪を選んで、ポトフ作りからレッツゴー!!(ご飯も炊きたい!とのことでしたが、持参された米は2合。羽釜で炊くにはちょっと少なかったです、残念。)



自宅で炭を使ったことはあるけれど、薪は初めてなんです、という利用者。新聞紙、枯れ枝、細い枝を入れて着火!!!!!!!ポッとついた小さな火が、みるみるうちに小さくなりました。(焚き付けの材が多かったようです)2回目で何とか火が付きました。焚き付けを失敗するのも、成功するのもどちらも楽しいですね。火が付いたタイミングでポトフの準備もできたので、火にかけていきましょう!!

■餅がぷっくり

美味しいポトフが出来た後は、網を乗せてお餅を焼いていきます。柔らかくなってきたけど、焼き色がつかないお餅。「なんかスモークされてない?」



どうやら、お餅が火から遠いようです。そこで、「熾火(おきび)になった薪」を七輪に移して、お餅を焼いてみると・・・にょきにょきプックリ、あっという間に、お餅が膨らんできました。お砂糖、しょうゆ、きな粉に海苔も・・・思い思いに焼き餅を楽しみました。ハンドミルで挽いたばかりの香り高いコーヒーを飲みながら、焚火を囲んだ食事はゆっくりと時間が過ぎていきました。

■モルックもしたい

「モルックをしたい」とのご要望をいただいていたので、広場に移動しました。「1本倒れると、この数字が得点です」「2本倒れると、本数が得点です」ルールがわかったところで、レッツモルック!!



参加者(4名)で2対2に分かれてモルックをスタート。おひとり、初めてとは思えないスピードで上達された方の大活躍で、大いに盛り上がりました。少々肌寒い天気でしたが、「焚火日和」ともいえます。平日の仕事の疲れを、森に囲まれながら、焚火を囲みながら、ゆったり過ごしていただけたようです。ご友人と、ご家族と、またのご利用おまちしています!!

■最後に

ドングリランドは上水道がないため、食材の他に飲料用のお水もご持参いただく必要があります。「野菜を切っておく」「お米を洗っておく」といった準備を自宅でしておくと、焚火ご飯がスムーズですよ(そしてゴミも減ります)。また、焚火も木を有効利用するひとつの方法です。大きくなった木を伐採して薪にすることで、森に日が差し、森が更新されていきます。「イベントの無い日に、奥戸さんを有効に使いたい」「皆さんに、薪で焚火を楽しんでほしい」そんな思いから、焚火お楽しみパックをスタートしました。3月は3組のお申込みをいただいています(3月3日現在)。
これからも皆さんと一緒に、「ドングリの木の有効な使い方」を考えていきます。ぜひ、皆さんのアイディアお聞かせくださいね。
以上