草刈りは腰が重要です


7月6日、今年も「森のあれこれ塾 刈払機体験講座」(香川県みどりの学校受託事業)を開催しました。
刈払機は一般家庭でも庭や田畑の草刈りに使われる便利な機械ですが、一方で大けがに至る事故も毎年発生しており、慎重な取り扱いが必要となります。刈払機の危険性を学び、『より正しく・より安全に』使用するために、ドングリランドで毎年開催しています。



今日はドングリランドの職員で、山仕事の経験者、明石さんが講師を務めます。
最初に刈払機による事故のおはなしから入り、参加された皆さんの気が引き締まったところで、いよいよ刈払機の取扱い、使用にあたっての注意点や事故防止についてレクチャーが始まります。



「草を刈るときに刈払機を動かすには、腕で振り回すのでなく、腰を使って方向を変えれば刈払機の重みによる負担が腕にかからないから腕も疲れないし、安全で効率よく草を刈れるんです」というベテランならではの説明に、皆さんから「なるほど!」と納得の声が出ます。



座学の後は、いよいよ実際にランドの草を刈ってみます。まずは平らな地面からはじまって、難しい斜面にうつります。レクチャーのわかりやすさもあってか、皆さんは刈払い機を上手に使って、斜面の草を無事に刈ることができました。熊手で草を取り除くと根元からきれいに草刈りできているのがわかり、皆さん「すごい!」と大喜びです。
爽やかな夏空の下で、刈払機について学ぶことのできた一日になりました。