もしもの時の…

6月26日、日本赤十字社香川県支部様のご協力を仰いで、救急法勉強会を実施しました。
楽しい森歩きですが、もし森の中で転倒したり、木の枝や石が落ちてきて頭を打った場合、どう対処すれば良いのでしょうか?そんな「もしも」の疑問について、4名の講習ボランティアの方々が応急処置法をご教授してくださいました。



はじめに、意識のない傷病者に対する処置である胸骨圧迫とAEDの使い方について学びました。
「AEDは、拍動のリズムの乱れた心臓の動きをリセットするためのものであり、なによりもまず胸骨圧迫で心肺蘇生を図ることが大事」という講師の方のご説明に、参加された皆さんからおどろきの声が上がり、全員真剣に訓練に取り組んでいました。



つづいて、指の先などの貼りたい場所に応じてばんそうこうをカットし、傷口からずれないように張って止血する方法、担架の無い場所で毛布を使って倒れた人を運び出す方法、意識を失った人を抱え起こす方法といった、参加した皆さんが知りたかった実践的な救急処置を教えていただき、あっという間に2時間の講義が無事終了しました。



参加された方からは「知りたかったことを教えていただけた」「救急法は忘れやすいので、定期的に受講したい」といったご感想をいただき、里山で働く私たちも、いざという時の対処をあらためて学ぶことのできた、充実した一日になりました。
ドングリランドでは、これからも自然と人とのかかわりを学ぶイベントを企画・運営していきます。皆様のご来園をお待ちしています。